初開催!鶴見ウチナー国際映画祭を終えてみて、、

鶴見ウチナー国際映画祭無事に閉幕!

鶴見ウチナー国際映画祭、無事に終わりました。
ご来場頂いた皆さま
そしてご協賛、ご協力頂いた皆さま
本当にありがとうございました。

鶴見ウチナー国際映画祭

初開催と言うのは、本当に大変で

面白がって協力してくれる方半分。
様子を伺っている方半分です。

盛り上がるのかな?
楽しいのかな?
実際どうなの?
気にして
足を運んで様子を見に来てくれる方。
SNSで投稿をながめている方。(大半がこっち)

そもそも開催を認知されていない、、

実績が無いイベントはそんなもんです。

鶴見ウチナー国際映画祭
HAPPY SANDWICH大朝プロデューサー(左から2番目)
美ら島沖縄大使の宮里英克さん(左端)

誰だって失敗したく無いし、
盛り上がらなかったら恥ずかしいし、
赤字になるのは怖いです。

特に誰かにやらされてとか、
何かに乗っかってなら言い訳もできますが、
自ら手を挙げやろう!なんて言い出した日にゃ逃げ場もありません。

それでもチャレンジするタイミングというのは誰でも必ず来ます。
あとはやるか、やらないか。
の判断のみ。

鶴見ウチナー国際映画祭
ファニーズ上映後のお笑いライブ時の護得久栄昇先生

2016年に、
鶴見ウチナー祭と言う屋外イベントを鶴見の有志たちで立ち上げました。
今だから話せますが、歓迎してくれた方、そうで無い方、たくさんの意見を頂きました。

私もまだ若かったので、『負けてたまるか』と跳ね除けてやったろうと言う気持ちで動いていた部分もあります。

ありがたい事に鶴見ウチナー祭は1回目から大盛況でした。

みなさんの見る目が、風向きが一気に変わりました。肌で感じました。

盛り上がっている所、
楽しそうなところに人は集まります。

鶴見ウチナー国際映画祭
鶴見ウチナー国際映画祭

映画祭は、少し前から構想はありました。
我々は、2020年に『だからよ〜鶴見』
2023年に『なんでかね〜鶴見』二作品の映画制作を行いました。

あれだけ苦労して作った作品も、届けられなければ意味がない。
映画館も商売なのでお客さんを呼べるかわからない我々のようなマイナーな作品は扱いに躊躇されます。(逆の立場で考えてもそりゃそうだ)
映画館もいくつも営業周りましたが、ほぼ門前払い。メールだって返信が返ってくれば良い方。

次から次へと新作のすばらしい映画が世に出てくる中、当然新作映画の方が話題も集まる。

要するに、
映画を届ける事が思うように出来ない現実を突きつけられました。上映が出来ない。。

だったら、
自分たちで上映するイベントを立ち上げよう!

これがキッカケです。

鶴見ウチナー国際映画祭
なんでかね~鶴見舞台挨拶
渡辺監督、ガレッジセール川田さん、主演比嘉秀海、宮川たま子

素晴らしい沖縄映画たくさんあるので、せっかくなら一緒に上映できたらと、それなら映画祭にしたらどうか。話はトントン拍子に進みます。
今では一緒に考えてくれる仲間が沢山出来ました。

映画祭での上映に関して各作品の監督さんやプロデューサーさんなど担当者に相談したら皆さんほぼ二つ返事でオッケーしてくださり、やはり我々と同じ届けたいという想いや思うように届けられない葛藤があるなと感じました。

それくらい映画館で上映して頂くというのは大変ハードルが高いのです。(裏を返せば映画館で上映していただけるという事はかなり貴重なのです)

鶴見ウチナー国際映画祭
照屋年之監督(ガレッジセールゴリさん)
最新作映画「かなさんどー」の記事はコチラ

これは私の勝手な想いですが、長年関わらせて頂いた『沖縄国際映画祭』が今年(2024年)終わると言う事も一つの要因でした。鶴見で引き継ごうと。(これは本当に勝手な使命感)

よっしゃ、また新たなイベント立ち上げるか!
やはり巡り巡ってタイミングは必ず回ってくるのです。

ど派手な演出、プロモーション
を目指すよりも(予算も無いので、、)
鶴見らしさを生かした鶴見にしかできない映画祭をやろう。
事務局メンバーの想いは一致していました。

「多文化共生のまち鶴見区」
やはりこのキーワードが浮かび上がります。

パソコン、携帯の画面で気軽に映画を楽しめるようになりましたがやはりスクリーンで同じ時間を共有して楽しむと言う映画本来の楽しみ方が素敵じゃないですか。

映画上映後に舞台挨拶やミニライブ、お笑いステージ、地域の子供たちの演舞なども。
ここで何かを感じて、次に繋がれば。。

映画、そして生の舞台にはそんな力があると思っています。

鶴見ウチナー国際映画祭
映画「オキナワ サントス」松林要樹監督(右端)
ABCジャパン安富祖美智江さん(中央)

映画「ファニーズ」の中で好きなシーン。沖縄のお笑い事務所FECの創設者で若くして亡くなってしまった山城達樹さんのノートにこう記されていたそうです。

「まずはやる事、そして続ける事」

このひと言に私の気持ちがすべて込められています。

大きな打ち上げ花火のように一発上げて終わり、、ではなく小さくてもいいからまずは立ち上げ、
そして継続していく事。
※あくまで私のイベント論(人生論)ですが、

鶴見ウチナー国際映画祭
映画「ファニーズ」上映後のFECお笑いライブ

鶴見ウチナー国際映画祭は、
映画で広がる輪を鶴見の地域全体に広がればと考えてます。
商店街でレッドカーペット等もできたらいいねー♪

構想は膨らみます。

いつでも事務局メンバーは大募集しておりますのでお声がけください!
riverstone.okinawa@gmail.com

鶴見ウチナー国際映画祭の第二回目は、
年末の忙しい時期はやめて、、
2026年2月ごろを考えてます!

沖縄イベントも少ない時期だからいい感じでしょ!?
お楽しみに。

鶴見ウチナー国際映画祭
映画祭実行委員とFECお笑いチーム

みなさま本当にありがとうございました~!!


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