
映画『風のマジム』どんな映画?
『沖縄のさとうきびからラム酒を作りたい』という想いで本当に南大東島で「ラム酒COR CORコルコル」を企画をして作り上げていった金城祐子さんの実話を基に書き上げられた小説「風のマジム」が映画化された作品です。
誰でも大なり小なりの規模に関わらず、新たにプロジェクトを立ち上げようとした時に起こりうる「葛藤」、チャレンジする事によって生まれる摩擦。
ひとりの夢や行動があたりまえを変えていく。夢を追う誰もが共感できる、そして主人公を応援したくなる爽やかな気分になれる映画です。
作品情報
- 作品名:風のマジム
- 公開:2025年
9月5日沖縄県先行公開
9月12日全国公開 - 上映時間:105分
- 監督:芳賀薫
- 原作:原田マハ
- キャスト
主演:伊藤沙莉
高畑淳子、富田靖子、染谷将太、滝藤賢一、尚玄、シシド・カフカ、眞島秀和、肥後克広、川田広樹、下地萌音 - オフィシャルサイト
あらすじ
伊波まじむ(28歳)は、祖母と母との三人暮らし。まじむという名前は祖母がつけてくれた。沖縄では、心のことを「ちむ(肝)」と言う。真の「ちむ」で、まじむ。真心という意味が込められている。そんな祖母と母はふたりで豆腐屋を営んでいる。いつかは自分も店を継ぐのだろうと、日々を流して生きているまじむには、仕事帰りに祖母と通うバーがある。そこである日、ラム酒の美味しさに衝撃を受ける。折しも彼女が契約社員として勤める琉球アイコムで社内ベンチャーコンクールが開催され、まじむは『南大東島のさとうきびでアグリコールラムを作る』という企画で応募する。まだ若いまじむは、自分が夢を抱くことで、周りの人々に様々な影響を及ぼすことになるとは、想像もしていない。しかし、それはやがて、家族、会社、島民を巻き込む一大プロジェクトへと発展してゆく。まじむは、動き始めた自分の人生に、個性豊かな周りの人々の人生に、ひたむきに向き合ってゆく。
(※オフィシャルサイトより引用)
がんばっている人にそっと寄り添い、背中を押してくれる。そんな作品
主人公の伊波まじむ(伊藤沙莉)がとにかく前向き。でまっすぐな性格の人。
ふとした思い付きから「沖縄産の黒糖でラム酒を作ろう」となるのだが、当然、思うように、そして予定通りに進まない。
思い付きは誰にでもがあるが、行動に移すという事が大事。
普通の人なら諦めてしまうタイミングも沢山あったと思うが、彼女はあきらめない。半信半疑だった家族、そして周りの仲間もまっすぐな姿勢に徐々に動かされ、いつの間にか応援している。
これはだれしも、学生時代でも仕事をしていてもあると思っています。信念を持って、突き進んでいけば周りだっていつか理解してくれて応援してくれる。諦めてはいけない。という気持ちを呼び起こしてくれます。
個人的には、、
まじむが、南大東島に渡り「ラム酒の工場を作りたい」と島民に力説しているシーンにグッときました。「鶴見ウチナー祭」を初めて開催する時、町内会の会長たちが集まる会合に行った時と勝手に重なってしまった。。映画のシーンほど反対はされなかったが、、まぁ近い雰囲気の中でのプレゼンでした(;^_^
でもその時「イベントを絶対成功させよう」とも強く想った。そんなことを思い出した。
南大東島の風景も美しい
南大東島の自然の風景が美しい。
そして、「大東そば」が美味そうなんだよねー
南大東島に今度行ってみたくなります。

全国公開は9月!ぜひ劇場へ
がんばっていることに誰かが気付いて、そして人の心を動かす瞬間がだれしも絶対にある。
何かを始めたいと思っている人や自分に自信を持てない人も「頑張ってみよう」と勇気をもらい、心踊らされる、そんな素敵な作品です。
みなさんぜひ劇場でご覧ください。
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