鶴見の沖縄ラテン料理「エルボスケ」 ボリビア育ちの店主にインタビュー

鶴見駅から徒歩約15分。仲通り商店街を歩いていると『ラテン料理』『沖縄料理』と書いてある看板が!? 気になりますよね。
多文化共生のまち「鶴見」を象徴するようなまさにチャンプルー店舗「エルボスケ」さん
お店を切り盛りする「知名美枝子」さんは、
1950年戦後の沖縄に生まれ、1958年に家族と共に「ボリビア」へ移住。幼少期は「ボリビア」で育ち、日本(鶴見)に戻ってきて「エルボスケ」をオープン。
幼少期のお話など色々とお話を聞いてみました。

エルボスケ
知名美枝子さん

EL BOSQUE(エル・ボスケ)

  • 住所:神奈川県横浜市鶴見区仲通1-55-5
  • 電話:045-504-4717
  • 営業時間:17時~23時
  • 定休日:水曜日
  • 席数:約50席
  • 駐車場:無し

ボリビアに存在する町「コロニア・オキナワ」

ボリビアに「コロニア・オキナワ」という町があるのを初めて知りました。
戦後焦土と化した「沖縄」
戦前から「ボリビア」に移住していた沖縄県人の方たちが救援に乗り出し琉球政府主導により「ボリビア」移民計画が始まったとの事。移住地となった場所がやがて「コロニア・オキナワ」という自治体となっていったそうです。知名さん家族もボリビアを目指し知名さんが8歳のころに移住したそうです。

激動の幼少期 一番美味しかったのは「アルマジロ!?」

そしてボリビアに移住し、与えられた土地はなんと手つかずの「ジャングル」だったと。原生林を切り開いて町を造っていったそうです。
知名さんの父は釣りや狩りが得意だったそうで時には夜中に鉄砲担いで出かけ明け方捕れた獲物を持って帰ってきていたと笑顔で語っていました。
「ピラニア」「ワニ」「カピバラ」などなど色々食べた中でも一番美味しかったのが「アルマジロ」とのこと。甲羅をひっくり返して、炭火で焼いて食べる。鶏肉と豚肉の間のような味でとても美味しいですよ!と(笑)どんな味か気になりますね、、

当時大変な時代だったけど、『とても楽しかった』と語ってました。

沖縄出身のご両親のもと「ボリビア」で育った知名さんだからこそ味わえる「ボリビア料理」と「沖縄料理」のまさにチャンプルーに納得です。

料理のご紹介

サルピコンデポーヨ
サルピコン・デ・ポーヨ
オリーブ入りチキンマヨネーズのサラダ
ボリビアの前菜料理の定番
サルテーニャ
サルテーニャ
鶏肉,牛肉,ジャガイモ,オリーブ,卵,レーズンのパイ包焼き
アヒデパンサ
アヒ・デ・パンサ
牛ハチノスを煮込んだボリビア料理
少し辛味がありご飯にかけて食べても美味しい
クニャペパンデアロス
クニャペ(左)とパン・デ・アロス(右)
もちもちパンのような料理
エルボスケ
ステーキ
エルボスケ
ムール貝のレモン和え
コレおすすめ!
エルボスケ
Lomo daltado
牛肉とポテトの野菜ソテー レモンパクチー入り
エルボスケ
MOCOCHINCHI(モコチンチ)
干し桃をシナモンなどの香辛料で煮詰めたジュース
エルボスケ
沖縄メニュー
エルボスケ
沖縄メニュー

「ボリビア料理」「沖縄料理」とメニューがたくさんあり、迷ってしまいますね!お店の方が丁寧に料理の説明してくれますのでいろいろと聞いてみてください!

映画「だからよ~鶴見」のロケ地としても登場!

だからよ~鶴見
だからよ~鶴見

2020年に鶴見を舞台に制作した地域映画「だからよ~鶴見」のロケ地としても「エルボスケ」さんは登場しております。「アルベルト城間」さんが楽しく唄うシーンです。ぜひとも映画もチェックしてみてください♪

だからよ~鶴見DVD販売中!

沖縄BASE「ユンタクヤ」より→https://yuntakuya.base.shop/items/70648408

まとめ

「南米」×「沖縄」がチャンプルーした「エルボスケ」さん。まさに多文化共生のまち鶴見を象徴するようなお店です!ぜひとも鶴見にお越しの際はお立ち寄りくださいませ。

YouTubeではもっと詳しくインタビューしてきましたのでぜひご覧ください!

YouTube「鶴見でちむどんどんチャンネル」より

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